2014年5月9日金曜日

ゲストハウスへの道⑥ 法人か個人事業か

私たちが、ゲストハウスに造ろうと決めている設備がいくつかありまして、

①バー
②コミュニティカフェ
③コミュニティスペース

などなんですが、地元の方にもこのスペースたちは利用していただきたいのです。
地元の方と、宿泊客が交流できれば、と思いまして。
でも、バーはともかく、コミュニティカフェと展示スペースは非営利(のつもり)です。

コミュニティカフェのほうは、セルフの簡単なドリンクバーにして。
コミュニティスペースは地元の陶芸作家さんや木工作家さんのものを委託販売したり、体験イベントを開催したり。
この宿を通して、町の人にもキラキラしてほしい。

そういった町づくり目線で考えていると、個人事業よりか、NPO法人としてやったほうが良いんじゃないの?と思い始めました。

つまり、町づくり会社として、協賛者を集めて、みんなで経営する・・・ということですが

そもそも法人と個人事業のちがいって?
というところを整理していきたいと思います。

法人のメリット
・信用がある
・法人名で土地などを取得できる
・株式外社だと、債務が有限
・青色欠損金を7年間控除できる(赤字の繰越のようなもの)

法人のデメリット
・法人税や法人住民税がかかる
・役員変更の義務がある
・開業の手続きが大変
・NPOや株式の場合、毎年総会を開かなければならない

個人事業のメリット
・開業が簡単
・大きな事業で無い限りは、税務上お得(利益が~500~1000万くらいまでといわれている)
・面倒な総会などがない

個人事業のデメリッ
・信用が少ない
・責任は事業主が全て負う
・事業主が無くなれば事業は終了する(引継ぎは可能)

また、NPO法人ですと、集めた寄付金が非課税となります。
ただし利益の再分配ができませんし、事業に制限があります。
詳しくは→NPOとは

私たちの場合なんですが、法人ですと、株式会社なら投資を、NPOなら寄付金や会費を、町の人から募るとしますよね。また、いっしょに事業を運営してくれる方も探さねばなりません。
そうすると、どうしても個人事業をするより、自分たちの事業としての自由度は下がります・・・

当たり前ですが、責任も大きくなりますね。

そのぶん、開業資金についてのリスクは減るんですけれど。(投資が集められたら、の話;)

私たち、ビジネスなんてしたことありません。
人の下でしか働いたことがありません!

全ての起業家さんたちは、この不安をどう解消しているのか?笑
いくら事業計画を詰めても、たとえ経営コンサルタントさんに起業診断してもらっても、
絶対不安ですよね!

いえ、不安じゃない人なんていないはず・・・

皆こうした不安を乗り越えて、起業に漕ぎ着けているんですね。
頭が下がります。


ベン子








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