2014年5月9日金曜日

ゲストハウスへの道③

この予算問題、実は解決しておりませぬ。

建築士Sさんの言うとおり、費用はかけようと思えばいくらでもかけられます。

でも、それにしたってこの奥行き40メートルの屋敷?を500万円の予算で直すと、チャチくなるのは目に見えています。でも安宿にすれば、それでもいいとも思えます。

ではもっとお金をかけて、ピカピカにしたとすると、どうでしょう。
ドミトリーの1泊2700円くらいの売上で、かけた経費を償却できるのに、何年かかるのか・・・・!
借金返済はいつになるのか!
というか借金できるのか?


ということは、
私たちのマストは「どんな宿にしたいか・誰が顧客かを決める」ということです。

①予算が500万円なら、一泊2700円で、2段ベッドで、稼働率40パーセントでもなんとかやっていける、若者がいっぱい集まるワイワイした宿。

②予算が1000万以上なら、相部屋なし、ダブル9000円くらいの、予約がすぐ埋まるような、少し大人っぽい宿。

例えば1000万かけたとしても、ドミトリー部屋数がたっくさんあれば、すぐに償却できると考えて、①プランになります。でも、実際部屋数は限られていますので、とりあえずこの2択としますね。

実は、もともと①で私たちはいく予定で、事業計画書もかなり細かいところまで作りこんでいました。
でも、ゲストハウス界の市場調査をしていくうちに、あらたな壁にぶち当たりました・・・・

ドミトリー式のゲストハウスが、ここ最近乱立している!
という・・・・

いやいや、乱立しているのは分かっておりました。
ゲストハウス業は、儲からない(といわれている)わりに人気ですよね。
特に最近、バックパッキングも流行っていて、世界に旅行してきた方々が日本に帰ってきて、ゲストハウスを開く、という構図がありありと見て取れます。
(というか私たちもそれです笑)

2005年以前と比べると、ドミ式ゲストハウス数は2倍近くに増えています!
これって・・・もしや・・・

食傷気味ってやつですか(・□・;)!!!!!

この荒波に自ら救命胴衣なしで突っ込んでいくとは、なんと無謀なことでしょう。

これは、考えなければなりませんね。
①でいくなら、相当の強みがないとやっていけないです。

つづく

ベン子





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